久々に髪を短めに切った。
どのくらい久々かというと、高校生の時以来くらいである。
ずーっと肩のラインの上下を行ったり来たりするくらいで。
色は大人なのにそれ大丈夫? ていう感じにした事もあったけれど、長さの変化は特にしなかった。
短いと言ってもショートボブくらいなのだが、私にしては冒険である。
美容院にて分かりにくいオーダーを言って担当さんを困らせる。
「あの、ショートとボブの間くらいの長さで、女子っぽい感じが良いんですが」
見本の写真も見せずに、非常に抽象的なオーダーだ。
それでも美容師さんはスマホの画像検索で「こんなかんじですか? それともこんなですか? 」と一緒に考えてくれる。いつもありがたい。
以前のカラーのオーダーはもっと酷かった。
「あの、やった事ない変わった感じのカラーが良いんですけど、あまり奇抜過ぎないやつで」
こんな全然イメージの湧かないこんなオーダーだったが、後でネットで調べたら韓国女子の間で流行っていたらしいカラースタイルにしてくれた。
「いつもちゃんとしたオーダーじゃなくてすみません」と言ったら、「一緒に考えて行くのが楽しいので良いんですよ。もう1人そういう方いらっしゃいますし。」と答えて下さった。
なるほど、2人しか居ないのか。みんなしっかり考えてオーダーするんだな…。
ネイルをする時もそんなかんじでお願いするのだが、そちらの担当さんもそこから色々提案してくれるからありがたい。
そんなこんなで首の出るヘアスタイルになった為、非常に首元が寒い。
時期を間違えたような気もするが、美容師さん曰く「タートルネックと相性が良い髪型」との事なので、帰りに早速タートルネックのセーターを1枚買ってしまった。
脱毛サロンに最初に行った時に、毛を剃っただけで大風邪を引いた過去があるので、今度も風邪をひかないか心配である。
更に心配なのが、ダンスのレッスンでもう髪がまとめられないので、目にかかって集中できない可能性があることだ。
プラス、大汗かきなので、レッスン帰りは濡れて風呂上がりのようにペシャンコのとんでもない髪型になりそうである。
今までは濡れていてもまとめて団子にしていれば何となく誤魔化せたけれど、今回はそうも行かない。
流石におかしな髪型で街を歩くのは、いい大人なのでちょっと恥ずかしい。
持ち運びできる小型ドライヤーでも探してみようかな。…という、本日は今までに無く髪を短くしたお話。