どらねこの日々

ミュージカルとゲームが好き。とりあえずダイエット中なう。の雑記。

生えずに快適

何が生えずに快適なのかって、そりゃもうムダ毛一択。

因みに言っておくと、これを書いたからといって全くPRでも何でもない。ただの体験記である。

 

人より濃いとかそういう悩みを持っている訳ではないが、脱毛には元々興味があった。

しかし美容脱毛と言えばウン十万〜百万の世界…ただの毛の為にそんなに払えない。

そう思い、ずっとカミソリと共に過ごしてきた。

実際昔はそれなりの値段のするもので、「ローンを組めば大丈夫ですよ」などと勧誘されても手の出せるものではなかったのだ。

それが今時はワキ脱毛500円等々、ものすっっっごく安くできるというではないか。(インスタなどの受売りであるが)

怪しい。そんな値段で本当に脱毛なんてできるのか。騙されるのではないか。

若い頃興味本位でキャッチについて行って、契約を断るとお姉さんに逆ギレされた事を思い出す。まぁホイホイ着いて行ったわたしも悪いのだが。

 

私が見た広告では500円でワキとVゾーンが脱毛できるとあった。毎回500円でできるとしたら安いじゃないか。

1人では何かと怖いので、同じように脱毛に興味のあった友人を誘い、説明を聞きに行ってみることにした。

当時まだコロナ前であったが、客を待たせない為かまずはネットでご予約が必要とのこと。

必要事項を送信し、いざ当日。2人で目的の店舗へ。

白衣っぽい制服を着た若い女子から「お待ちしておりました」と歓待を受ける。

説明は奥の部屋でするので、と狭い部屋に通され、壁に貼ってある広告などを見つつ少々待たされる。

 

「お待たせいたしました」現れたのは、ちょっと貫禄のある店長の女性。あ、貫禄と言っても昔ヤンチャだったんだろうなぁ…という印象を彷彿とさせる方の貫禄。

肌や脱毛について説明を受け、自分の腕を見せて「私もここまでキレイになったんですよー」と言うが地黒か日焼けか、やや黒めのその腕では残念ながら、私達には美しさがあまり伝わらなかった。

友人が目ざとく見つけた壁のポスター【クイズに答えて500円のQUOカードをもらおう】について質問すると、「いまちょうど期間中ですので、ぜひ後でやってみてくださいね」とのこと。

やった、そんな事やっていたんだ。ラッキー。

 

さて、いよいよお値段のお話である。500円とのことだったが…。

「広告をご覧になったそうですが、お2人とも50円のキャンペーン広告を見られたんですか?」

50円!?  私達は顔を見合わせて…『ハイ!』と元気よくハモった。

値段表を見せられて、今のキャンペーンではワキとVゾーンが50円で無期限で脱毛ができるそうで。

『毎回50円で良いんですか?』

「いえ、初回に50円のみで、あとは不要ですよ」

ええぇぇぇぇぇぇぇ!?  そんなウマイ話があるの!?

念のため途中でやめたら解約金があるのか等々聞いたが、特に何もない。

それどころか、気が変わった場合はクーリングオフもできるとのこと。50円を。

 

「他に興味のある部位はございますか? お値段ご説明いたしますので」

キタ!!   いえいえ、ワキができれば満足ですーそれ以外は興味ないですー

「でもキレイになるまでにお時間がかかるので、どうせでしたら他の部位も一緒に始めて頂いた方が、より効果を実感できますよ」

キタキタ!!  いえいえ、ワキができれば満足ですーそれ以外は興味ないですー

…あまりの手応えの無さに、店長も即・諦めざるを得なかった事だろう。

2人してワキワキ言っているが、本当にワキだけ脱毛できればそれで良かったのだ。

今回Vゾーンはオマケで、付いてきちゃうからやってもらうだけである。

 

かくして、私達はウッキウキで契約した。

帰りしなに「あ、さっきのクイズのQUOカードお渡ししますねー」と店長。

いやいや、クイズやってないけど? いいのか?

『ハイ!』ココでも元気よくハモる2人。

結局、本当に50円だけ払ってもう4年くらい時々通っている。

最初はビクビクしていたが、この間に勧誘や強引な事を言われたことは1度も無い。

50円で私達のワキとVを処理してもらって本当にありがたい。むしろ500円のQUOカードをもらった分、こっちがプラスである。

450円貰って毛の処理までして頂いて、申し訳ない限りだ。

 

そして肝心の脱毛の調子はと言うと、ほぼ生えなくなった為何もする必要が無くなり、物凄く楽になった。

ここまで楽にキレイになるなら、他の部位もやってみたくなる。なるほど、そこで儲けを出しているわけか。

納得したので全身脱毛もアリだなぁと思うようになった。必要に迫られていないので、多分やらない気がするけれども。

気になるものは勇気を出してやってみるのも良いのではないか、という本日のお話。