どらねこの日々

ミュージカルとゲームが好き。とりあえずダイエット中なう。の雑記。

ダンスバトル観戦

ダンスの話が多めで何だが、本日はバトルについて。

先日、私の習っているワックというジャンルのダンスのバトルを観戦してきた。

 

ワックとは、70年代半ばの音楽に合わせ、主に腕を鞭のように振り回したり、胸の前後のしなりやツイスト、腕を巻き付けるような動きが特徴的なダンス。

ルーツはゲイの人たちの文化にあり、ロサンゼルスのクラブやディスコが発祥。

1970年代に、クラブで踊っていたゲイの人たちが当時のスター女優であったマリリン・モンローグレタ・ガルボリタ・ヘイワースなどのポージングを真似して遊んでいた事から発展していったという歴史がある。

 

ジャズやヒップホップなどと比べると知名度が低いと思うが、これがセクシーでダイナミックでカッコイイのだ。

この日見に行ったバトルは、1対1でその場でDJがかけた曲に合わせて順番に踊り、ジャッジが勝敗をつけていくトーナメント方式のもの。

たまにローカルテレビで、小学生のヒップホップバトルなどをやっていたりするが、ジャンルが違うだけで同じようなものだ。

 

みんなよく曲を知っていて、大体どんな曲がかかっても口ずさめるし、盛り上がりどころも分かっている。

私はまだワックを習い始めてそんなに経っていないので、知識も技術も無いのだが、それでも聞いたことのある曲が何曲かあった。

ほぼ定番となっている曲のアレンジが掛かっているらしい。

衣装もスパンコールだったり、透け透けだったり、超ミニだったり個性的でギラギラで「私を見て!! 」感が溢れていて、衣装を見ているだけでも楽しい。

それに、自分の良さをよく分かっている。個性を活かした動きを研究しているんだなと感心した。

 

普段はどんなに地味でも真面目でも(実際普段を知っている方は数人しか居ないのだが)、ワックの曲がかかったらエネルギッシュでパッションがもの凄い人々である。

私もこんな風に、普段の自分を脱ぎ捨ててエネルギッシュに踊ってみたいと思わせるものがあった。

共に習っている友人と、あと数年頑張って技術の引き出しを増やしたら、色々チャレンジしようと決めている。

最近は肩を痛めたり、若者と同じようにはいかない体となっているが、何とか頑張ってバトルやショーに出られるまでになりたいものだ。

 

因みに出るだけなら、モノにもよるがエントリーすれば良いだけである。イベントさえあれば何なら今すぐでも、出ようと思えば出られる。

しかし、まだまだ技術が伴わない状態で出ても観客を沸かせる事はできないので、もっともっと精進が必要である。

などと言いながらも、既に衣装は真っ赤な露出の多いと友人と決めている。

曲も編集し、振り付けも少ーーし考え始めた。

まだ先の事とはいえ、ワクワクする事があると言うのは、素敵なことである。

今後も大きな怪我や病気などせず、元気にダンスを楽しんでいけたらと思う次第である。

健康祈願の話になってしまったが、もし機会があれば一度ダンスのバトルというものを見てみて欲しい。その一瞬にかける情熱みたいなものが伝わってきて、見ていてとても楽しいので。…という、本日はワックダンスのバトル観戦をしてきたお話。